atelier kukka architects

耐圧＆立上がり打設

6/23　耐圧打設

先送りモルタルをビニールに貯めてコンクリート打設開始。耐圧は約1.5㎥で10回、15㎥ほど打設しました。

コンクリート受入れ検査、スランプ16cm、空気量4.5％で許容値内。１週と４週の供試体もとりました。

打設風景。21坪程度ありますので基礎の段階でも広いと感じます。立体として感じられる上棟日が楽しみですね。

6/25　立ち上がり打設

HDと土台アンカー位置確認し受入れ検査後、５㎥立上がり打設。打設開始は雨の影響で遅れましたが基礎工事はスムーズに進みました。

平和台の生コン屋さんで距離は近いですが、道路幅すべて使い切っての打設となり、なかなか大変な施工風景でした。

さて上棟に向けてプレカット図のチェック始まりました。来月いよいよ小畑棟梁の登場ですね！榊住建さん、引き続きよろしくお願いします。

配筋検査

江古田K邸、雨風の中でしたが瑕疵担保検査と同時間で当社の配筋検査を行いました。何度かやりとりした基礎施工図をもとに、立上がり位置などを俯瞰して全体を見てから中に入り、芯ずれしている箇所、２段筋箇所、人通口補強、鉄筋の被り厚、スラブ・立上がり配筋ピッチなどスケール当てつつ見ていきます。

雨だったので、図面をビニールにいれて特殊部は覚えていきましたのでなんとかスムーズに進みました。

今週はお天気もまずまずなので耐圧打設、立上がり打設と進めて行きます。

榊住建の皆さま、引き続きよろしくお願いいたします！

江古田K邸着工

真夏日の今日、江古田K邸着工しました！

現地にて榊住建の現場監督の大野さんと配置の確認を行いました。

梅雨なので日程は読めませんが、来週中頃から配筋検査、基礎コンクリート打設を予定しています。

7月の上棟に向けてプレカット図のチェックなどを中心に進めていきます。

施工床で38坪と大きな家なので、やり方の段階でも広いと感じます。実施図も盛り沢山の内容で48枚！を週明けにかけてまとめました。

暑い中の工事となりますが榊住建の皆さま、よろしくお願いいたします！

制作SUSフレームキッチン

江古田K邸はアイランド型のステンレス・フレームキッチン。榊住建さん経由のSUS工場で制作するのでお打合せに向けて詳細図を作成しました。

フレームキッチンにドイツ製のBOSCH食洗機、米びつ用引出し、コンロ下にエクレアのワイヤーシェルフなどを入れ込んでいます。

バックカウンターは大工家具で制作、冷蔵庫は続く大型パントリーの中に入れ込んでいます。

２階建ての１階のガスコンロのキッチンなので火気使用室は告示225号でガスコンロ廻りを特定不燃材料にして（天井は漆喰）、外れた部分はラワン張りなどにしています。フレームキッチンなので、ガス栓、給排水の立上がり、コンセントの配線の仕方など少し配慮が必要そうですが、無理に隠そうとせず、ほどよく露出がフレームキッチンらしいかなと。

SUS制作キッチンはアトリエKUKKAで初なので、制作過程なども見学したいです。仕上がりだけでなく、プロセスも一緒に楽しみたいと思います。

江古田K邸地鎮祭

大安の今日、快晴の空の下、江古田K邸の地鎮祭でした。

江古田K様、ご家族様、おめでとうございます！

地鎮祭の後は現地にて建物位置の確認、外壁サンプル決めなどを行いました。現在は６月着工に向けて、申請や実施図が大詰めを迎えています。

とてもかっこいい家になりそうでワクワクしています。

工事は榊住建さんにお願いします。現場監督は大野さん・大工さんは凄腕の小畑棟梁。暑い中の工事となりますが安全第一で、いい現場にしていきましょう！

江古田K様、今日は沢山のお心遣いありがとうございました。

引き続きよろしくお願いいたします。

リバプール・レンガの街並み

たまたまWOWOWでやっていた映画「リバプール、最後の恋」。リバプールのレンガの街並みの映像がなんともいい雰囲気。

江古田K邸はレンガタイルの印象的な外観をしていますが「リバプールの街並みが好きなんです」とご夫婦。

その時、画像を検索したもののあまりピンと来なかったのですが、映像で見ると空気感が伝わってきました。

初回のお打ち合わせなどで書面でご要望などを頂く事も多いのですが、多くの設計者はその内容以外の事も読み取ろうとしていると思います。

（人間観察が好きな人が設計の仕事をしていると思うので・・もちろんお施主さんも色々な観点から設計者を観察していると思うけれど・・）

江古田K邸はご主人が好きなインテリア、洋服、靴、Green、広告などの素材集を日々更新しながらつくって頂いています。

それを拝見しピックアップしながらご提案していますが、それはイメージの共有にとても向いているし面白いアプローチかと思います。

家のご要望を伺う前に趣味や好きな映画や音楽などについてざっくらばんにお聞きして好みを探るという進め方もある様です。

お施主さんとしても、感性の近い建築家に頼んだ方が今後スムーズだと考えているはず。

ちなみに私は音楽も映画も本もすごく好きです。（園芸以外はインドア派）

こんな毎日だと「衣食住」以外は少し気後れする感じになりますが、文化的なものが日々の生活に彩りを与えてくれていると感じます。

江古田K邸・工事請負契約

雨模様の週末、江古田K邸の工事請負契約でした。

工事はさいたま市にある（株）榊住建さんにお願いします。

地鎮祭・着工は５月中旬、竣工は12月末を予定しています。

担当は大工・小畑棟梁と現場監督・大野さんで８年ぶりに緑区A邸のメンバー再タッグです。「大久保さんに負けない様にがんばります」と大野さんから頼もしいお言葉。

内外にわたりKUKKAとして新しい試みがある家なので榊住建さんのお力もお借りして素敵な家に仕上げていきます。楽しい現場にしましょう！

江古田K様、先日は色々とお気遣いありがとうございました。

引き続きよろしくお願いいたします。

榊住建さん、これからどうぞよろしくお願いいたします。

（写真）

帰りに見上げた雨上がりの空。地鎮祭はお天気に恵まれますように！

江古田K邸 枠詳細図作成中

江古田K邸の枠詳細図（アルミサッシ＋室内建具）の作成中です。

吹抜けのリビングの窓は1Fと2F合わせてデザインしますが、引き違い窓にはアルミサッシ框を隠す様にレッドシダーの引き違い戸をつける予定です。（パースは縦枠のみ）その場合、アルミサッシと戸の間にロールスクリーン（D65程度）を入れ込むので漆喰壁より40程度サッシ枠を室内側に出す形。一般部のアルミサッシ枠見付は13程度でPB分をしゃくって頂いていますが、内窓がつく場所は枠見付は20以上の厚めの枠にする予定。

サッシ色は一般部はブラックを予定。一体空間の水回りは在来お風呂のタイルのイメージと合わせてシルバー色と使い分けてます。

江古田K邸は今週、練馬区に地区計画の届出を提出し５月上旬の確認申請提出前までに下す予定。今後のお打合せでVE案などをとりまとめて、詳細図や構造軸組図（N値計算）などの実施図を5月中旬までにまとめる予定です。今後の状況にもよりますが、６月初旬着工に向けて準備していきます。
登戸Y邸の引き違い窓につけたレッドシダーの引き違い戸。手掛けは框を彫り込んで、雇い実方式。引き違い戸の外側にロールスクリーン入れ込んでいます。上下の窓の間はシナ合板に着色して窓が一体で見えるように。準防火地域なので、耐熱強化ガラスで網外してます。夜の様子はこちら。ライトアップされたシンボルツリーを眺めつつ、上部は視線を遮っています。狛江S邸は内窓。引き違いの中央に固定のタテ枠と横桟をアルミサッシ枠と同材（ツガ）で入れたもの。アルミサッシの框は見えますが、出入りなければこの方法でも雰囲気はでますね。内窓の室内側天井にカーテンボックスをつけてます。石神井U邸は腰窓で引き違いとFIX窓の組み合わせ。左右の窓の間にシナ合板張って、幅広のサッシに見える様にしています。（サッシ枠はピーラー）カーテンボックスは内側で天井折り上げ。サッシ色が黒ならそれもインテリアの一部として見せる方法もいいかも。FL+600がサッシ下端で江古田K邸と同じ雰囲気かなと。住まわれてからのご様子はこちら。カーテンはあえて床まで下して閉めた時は壁と一体になる様に。つくばH邸は窓付近をナラの羽目板張りとしたので内窓にはせず、上下のサッシ間にシナ合板で塗装して一体に見せてシンプルに。左右を少し開けてテラスへの出入りをされるとの事でバーチカルブラインドにされたそう。上下別なので枠内に納まっています。
引き違い戸ありきで吹抜けの場合、カーテンボックスを天井にはつけられないので戸の内側にロールスクリーン入れるのが一番納まりがよさそうですが引き込みガラリ戸を内側にいれてロールスクリーンやめるかなどもありそう。

江古田K邸お打合せ

昨日は当社にて、江古田K邸のお打合せでした。概算見積書のご説明を中心に、素材サンプルによるVE提案なども合わせて行いました。

床材は1階はチーク、２階はヴィンテージ・オークとオークのパーケットフロア、小上がりはサイザル麻。２階天井はラワン合板なので、濃色の材で２階の床をサンドイッチするイメージです。

室内壁は漆喰を中心に、レンガタイルやOSB、コンクリートブロック腰壁など、水廻りはタイルとモールテックスなど素材感のあるものを存分に楽しむインテリアになりそうです。

江古田K様、引き続きよろしくお願いいたします。

展開図で数量拾い

江古田K邸は概算見積があがってきたので、数量拾い、その他チェックしています。

お打合せで提示した展開図に電気プロットを追記しながら、室内壁の面積拾い。やや気の遠くなる作業が続きましたが基礎、木材、内外面積などの拾いがほぼ終わりました。

江古田K邸は大小の吹抜けが３箇所あり、両階共、部屋を細かく区切っていないので展開図も上下階繋がっていきますが、これが面白い家をつくる一つの要素かなと。

模型でも鳥瞰で捉えず、家の中に1/100の自分を歩かせますが、展開図も描くと再検討が必要な部分がよく分かりますね、これからの実施に繋げていきます。